劇的
広島1ー0福岡(J1 8)
得点:柴崎
終了間際、ラストワンプレーでの決勝ゴール。試合途中から出場し、いつも安定したプレーを見せ、流れを変えてくれる選手のゴールだった。
福岡のスタイルは分かっていた。しかし、やはりゴール前は堅く、なかなか決定機を作らせてもらえなかった。そんなときでも自分たちのサッカー見失うことなく、我慢強く戦った。PK失敗はあったものの、劇的な勝利を収めた。
元々個々の能力は高い選手たちが揃っている。チームとして戦う戦術も身に着けた。もう怖いものはない。
満田(柴崎)永井(サン)森島
柏 東(茶島)青山(松本)藤井
佐々木 荒木 野上
大迫
圧倒
広島2ー0横浜(J1 7)
得点:森島✕2
オールコートマンツーマン。広島にとって横浜のサッカーは相性抜群だった。全てが横浜を上回り圧倒した。
横浜のキーパーを含めた最終ラインからのビルドアップに対して、ハイプレスを敢行。最初の15分間は難しい時間帯もあったが、その後、ことごとくボールを奪取し、チャンスを創り続けた。自分たちのサッカーを貫き、大きな勝利をつかんだ。
選手たちが迷いなく躍動している。連勝し、雰囲気も良い。次節以降も期待したい。
満田(東)永井(サン)森島(柴崎)
柏(浅野)野津田(青山)塩谷 藤井
佐々木 荒木 野上
大迫
初勝利
湘南0ー1広島(J1 6)
得点:満田
ようやく一歩踏み出せた。非常に大きな勝利となったことは間違いない。
美しい勝ち方ではなかったかもしれない。しかし、選手全員が負けられないという気持ちを前面に出していた。
前線はプレスバックでボールを奪い、中盤は豊富な運動量でチームのエンジンとなった。サイドは積極的なプレーで貴重なゴールをもたらし、ディフェンス陣は体を張りゴールを守った。球際のバトルで逃げることなく我慢強く90分間戦った。勝利に値するプレーぶりだった。
粘り強く戦えている。魂も感じる。そして念願の初勝利も手にした。ここから巻き返しだ。
森島(住吉) 永井(サン)浅野(柴崎)
満田(東)野津田(青山)塩谷 藤井
佐々木 荒木 野上
大迫
課題
広島1ー2清水(ルヴァンカップ 3)
得点:住吉
課題となっているセットプレーの守備にまたほころびが出た。開幕から不用意な失点が続いている。
清水の新ストライカーにゴールを許したあと、ゴールから距離のあるフリーキックで簡単に2失点目を献上した。藤井が攻撃的な選手とはいえ、その対応はあまりにもお粗末だった。2点を追いかけることは当然難しい。1点差まで詰め寄るもまたも敗戦となってしまった。
この日はルヴァンカップではあるが、前の試合から1週間空き、出場可能なベストメンバーを組んでの戦いだった。次節のリーグ戦初勝利へ向け弾みをつけたかったのが本音だろう。しかし、終わった試合は切り替えるしかない。改善できるところは改善し、次に向けて調整してほしい。まだまだ戦いは始まったばかりだ。
森島(満田)サン(永井)柴崎(浅野)
東 野津田(柏)青山(野上)藤井
塩谷 荒木 住吉
大迫
得点
広島0ー2川崎(J1 5)
だれが得点を奪うのか。大きな課題となっている。
この日も王者相手に真っ向勝負を挑み、内容では互角の勝負だった。しかし、終わってみれば結果は完敗。チームの戦術はほぼ浸透している。得点さえ奪えれば、もっと多くの勝ち点を築いていてもおかしくない。
ストライカーが不在と言ってしまえばそれまでだが、今いるメンバーで戦うしかない。ファイナルサードでのプレー選択。クロスボールの質。ゴールへの入り方。ラストパスの質。シュートの精度。どれも物足りなく感じる。
昨シーズンに比べると内容は格段に向上し、試合は見ていて本当におもしろい。後はゴールだけだ。サッカーにおいて最も難しい局面であることは重々承知しているが、改善を求めたい。
森島(仙波)サン(鮎川)浅野(柴崎)
満田(東)野津田 塩谷 藤井
佐々木 荒木 野上(住吉)
林
ミス
広島1ー2東京(J1 4)
得点:鮎川
ミスに大きな代償を払うこととなった。
注意深くプレーしなければならない時に大きなミスを犯してしまった。フリーキックから失点後のキックオフからすぐさま2失点目を喫した。
試合は広島が立ち上がりからアグレッシブなプレーを見せた。自陣背後のスペースを恐れず勇敢に自分たちのサッカーを披露した。終盤は前節同様相手を押し込み攻勢をかけた。そして、塩谷がボールを運びスルーパス。反応した鮎川が今季初ゴール。将来のストライカー候補が才能の片鱗を示した。
負けはしたが、悲観する内容ではなかった。スキッベ監督を信じ、今後も自分たちのサッカーを貫いてほしい。必ずや結果はついてくるはずだ。
森島 サン(鮎川)浅野(柴崎)
満田(川村)野津田 塩谷 藤井
佐々木 荒木 野上(青山)
林