Jan Manichのサッカー観戦記

「This Game」この試合に全集中

ゼロからのスタートとなった中国代表

日本代表 2ー0 中国代表(AFCアジア予選)

監督が交代してから初の公式戦。中盤の要ウーシーをトップ下に配置し、バランスを重視した先発で挑んだ中国代表。立ち上がり10分アグレッシブな姿勢で日本代表に立ち向かったが、徐々にプレスがかからなくなり、防戦一方に。そして、ペナルティエリア内でのハンドを取られPKで失点。その後もボールを支配され続けた。

守備面では人中心の守備を実行するもファーストディフェンダーのプレスは甘く、広がった中盤ラインの間に縦パスを入れられ続けた。前節、前々節の前監督の元ではゾーンディフェンスの意識を持ち、うまく守れていたが、今回はチームとしての統率はあまり取れていないようだった。しかし、ディフェンスラインの1人1人のフィジカル能力は高く、日本代表相手でもしっかりと戦うことができていた。

攻撃面では奪ったボールを前線へうまく運ぶことができず、前線の選手にボールを預けても能力的に1人で打開することは難しく、ハーフウェーラインを超えることさえ、ほとんどできなかった。

攻守ともにチームがゼロからのスタートになっており、次のベトナム戦も難しい試合になるだろう。ここから試合をこなしてまたチームとして成熟していくことを期待したい。

 

ジャン(アラン)

ハオ(ウェイ) ウーシー ウーレイ(リュウ

ワン シューシン

ジェン(ドン)シュー ブラウ チャン(ダン)

イエン