してやったりビセンテ・モレノ
前半は442のソリッドな守備布陣でペナルティエリア内への侵入を防いだ。後半は押し込まれる展開が続き、ハーフスペースを攻略され、ゴール前までボールを送り込まれる回数が増えたが、しっかりとゴールを守る守備が徹底されており無失点で切り抜けた。
そして、より前がかりになるソシエダの背後の広大なスペースをエスパニョールのイレブンは見逃さなかった。モルナレスがボールを奪い、RDTの背後へ。クロスのこぼれ球をしっかりと押し上げていたヤンヘル・エレーラがゴールに突き刺した。
まさに、ビセンテ・モレノとしては狙い通りの勝利だったに違いない。相手にボールを持たせ、組織的に我慢強く守り、できるだけ失点を少なくし、焦る相手に対してカウンターで仕留める。圧巻の勝利だった。
そして、本日のウー・レイだが、決定機を自身のベビータッチにより台無しにしてしまった。少ない時間で結果を残すための最大のチャンスを逃してしまった。次も出場機会が与えられれば、目に見える結果がほしいところだ。