Jan Manichのサッカー観戦記

「This Game」この試合に全集中

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな巨人マキシム・ロペス

ユヴェントスーサッスオーロ(10) 後半アディショナルタイム。1人ゴールに向かって走り出した選手がいた。それも中盤の底から。その選手の名はマキシム・ロペス。 この日アンカーの位置にポジションをとり、90分フル稼働した。後方からのビルドアップを…

セリエA最強のCBブレーメル

ミランートリノ(10) 最後尾中央に位置取り、基本的にはジルーを徹底マークするが、ディフェンシブサードを全てカバーし、ミランの攻撃陣に仕事をさせなかった。個人の判断でラインを深くしたり、前に出ていって潰したり、圧巻のパフォーマンスだった。プレ…

これぞカルチョ

インテルーユヴェントス(9) イメージしていたカルチョがそこにはあった。今シーズンからセリエAを毎節数試合見てきているが、ユーロでの代表チームの躍動も含め最近のイタリアサッカーは興味深いと感じていた。格上相手にハイプレスを仕掛けるチームもあ…

エンポリの4-3-1-2システム

サレルニターナーエンポリ(9) 極上の13分間だった。オフサイド判定となったサレルニターナのゴールも入れれば13分間で4ゴールを見ることができた。 試合はエンポリが序盤でサレルニターナを制圧し、前半で4ゴールを奪い、試合を決めた。後半はリベリ…

強力なヴェネツィア

ヴェネツィアーフィオレンティーナ(8) 格上のフィオレンティーナ相手に見事な勝利を収めたヴェネツィア。この試合がヴェネツィアでのデビュー戦となったセルヒオロメロがチームに落ち着きをもたらした。元々、質の高い選手たちがいて、中盤にアンパドゥが…

ユヴェントス3戦連続ウノゼロ

ユヴェントスーローマ(8) 両チームともにフィジカル及びテクニックレベルが高く、新監督の元、チームスタイルの成熟度も増してきている。この試合ユヴェントスは左右の幅を大きく使い、サイドチェンジを繰り返し、ゴールを奪った。守備でも全選手の足がし…

ラツィオの逆転弾

ラツィオーインテル(8) 1ー1で迎えた試合終盤、インテルの選手がピッチ内で倒れていたが、ラツィオがプレーを続け、ゴールを奪った。物議を醸すゴールだったかもしれない。 このようなシーンはよく見るが、私はプレーを続けるべきだと思っている。審判へ…

若きイタリア代表勝ち切る

イタリアーベルギー(NL3位決定戦) スターティングメンバーには主力が抜け、若い選手たちが並んだ。既にワールドクラスへの仲間入りをしている選手たちもいるが、まだまだ成長の余地のある選手たち。経験を積むには絶好の機会だった。 全後半ともに最高の…

イタリア代表のプレスはまらず

イタリアースペイン(NL準決勝) イタリアは開始からハイプレスを仕掛けるも、ことごとく間を抜かれ、ハーフスペースも自由に使われた。全てが後手後手に回り、センターバックもサイドに釣り出され、失点を喫した。 しかし、退場者を出してからのイタリアは…

強いミランが帰ってきた

アタランターミラン(7) 開始早々の先制点。前半終了間際の追加点。後半のダメ押し点。その後、試合終盤に2失点したものの、完璧な試合運びを見せたミラン。ここまで安定した戦いを続けている。 セリエAがおもしろい。どのチームがスクデットを取るのか。…

ナポリ開幕7連勝

フィオレンティーナーナポリ(7) PKとFKでゴールを奪い、逆転勝利を飾ったナポリ。アウェイの地で好調フィオレンティーナとの対戦であったが、しっかりと勝ち切った。戦力も揃っており、攻守に隙のない好チーム。スパレッティ監督のもとスクデットに向…

インテルの堅いゴール前の守備

サッスオーローインテル(7) 序盤からサッスオーロのハイプレスに苦戦し、ボールロストを重ね、失点してしまったインテル。この展開はヴェローナ戦に似ていた。予想通り、後半に4枚替えをしてから勢いはインテルへ。見事逆転勝利を飾った。 この日感心した…

トリノのマンツーマン

トリノーユベントス(7) トリノダービー。前半トリノは圧倒的なプレスで全選手がユベントス相手に1対1で優位に立ち圧倒した。しかし、ここ最近調子を上げてきているユベントス。守勢に回っても粘り強い守備で対応し、トリノは得点まで至ることはできなか…

アンパドゥの存在

カリアリーヴェネツィア(7) スタメンにアンパドゥの名前があった。ここにいたのかアンパドゥ。ミラン戦を見て、もう一人中盤に能力のある選手、攻守に渡って貢献できる選手がいればと思っていた。彼はうってつけの存在だ。 今節は60分弱の出場であったが…