ゲイェとヴェラッティが復帰
PSG 2 ー 0マンチェスターシティ(CL2)
初戦を引き分けで終えたPSG。今回の相手はPSG同様悲願のチャンピオンズリーグ制覇を目指すマンチェスターシティ。強敵相手にどのような戦い方をしたのか。
グループステージ第2戦を振り返っていきたい。
初戦は4−3の守備ブロックでは思い通りに守備が行えず、形を変えながらなんとか90分間耐え引き分けに持ち込んだ。
そして、この試合も4−3の守備ブロックから変更はなかったが、中盤にトップオブトップの2選手、ゲイェとヴェラッティが加わった。
前者は守備範囲の広さと守備能力の高さで守備に安定ををもたらし、後者はボールホールディング能力の高さと抜群の展開力で攻撃を活性化させた。能力が図抜けた2人の選手が加わったことによって初戦での課題すべてを解決してしまった。
ドンナルンマはゴール前で最後の砦となり、マルキーニョスは強烈なリーダーシップでラインを統率し、キンペンベはしっかりと対人の強さを見せた。ハキミは持ち前の身体能力で攻守に貢献し、メンデスはまだ若いにも関わらず、味方選手と協力し、正しいプレーをし続けた。エレーラは直向きに90分間チームプレーに徹した。そして、ネイマール、メッシ、エンバペがテクニックとスピードで違いを出し、ゴールを目指した。先発のイレブンが個の力を存分に発揮し、強敵相手に大きな勝利を手に入れた。
この試合でPSGの1つの型が完成したと言ってよいだろう。
スタメン
ネイマール、エンバペ、メッシ
ゲイェ(ダニーロ)、ヴェラ(ワイナ)、エレーラ
メンデス、キンペ、マルキ、ハキミ
ドンナルンマ